陶芸家・造形作家のオカモトメグミさんによる展示「root」を5 / 17(金)より開催いたします。
手捻りという技法を用いて、主に人をモチーフにした焼き物を制作してきたオカモトさんは、学生時代にその焼き物の素材として使用される土が、“実際に山から掘り出され生まれている”その事実に思い悩んだそうです。
その葛藤を経て生まれた現在の作品は、その造形の裏に生活を感じさせるほど生き生きとしています。オカモトさんは、鑑賞者が自身の作品を焼き物ではなく人と接するように鑑賞する姿を見ることが好きだと話します。
今回はオカモトさんが日常の中で考えている生活のことや、先日8年ぶりに訪れた”岐阜県恵那市の陶土採掘場の見学”を通して、考えを巡らし作品を制作されました。ぜひご覧ください。
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今どこにいて、何を見るのか。
終わりがあるものとの向き合い方。
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root
オカモトメグミ
2024年5月17日(金)〜6月2日(日)
design : chiaki kobayashi
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写真:Tomoko Rikimaru
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