callboxでは9月22日(金)より、collé 代表の山口崇多さんによる展示「teleportation」を開催いたします。

callboxのロゴは山口さんに作っていただきました。
当時山口さんは、あまり大久保に足を運んだことがなかったそうですが、
「多様性が混ざり合う大久保にこのギャラリーが或ること」を汲み取り形にしていただきました。

今回の展示は、大久保が山口さんにとってどう映ったのかがひとつのテーマになっています。

学生時代、Hiphopカルチャーに影響を受け音楽活動を行っていた山口さんがデザインとの接点を広げたのは、
クラブハウスなどに貼られた告知フライヤーでした。
SNSでの発信が今ほど盛んではない時代に、情報発信の主軸としてアーティストが毎回制作するフライヤーには、
必要最低限の情報と各々のアイデンティティが込められ、その形式にとらわれないグラフィックからは
様々な感情が滲み出ていたのだと想像します。

今はグラフィックデザイナーとして活躍する山口さんですが、ご自身の活動を振り返りながら今回制作された
感情的で自由な作品をぜひご覧ください。


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大久保にいると「自分は今どこにいるのか」「自分の意思でここにたどり着いたのだろうか」という不安な気持ちになってしまいます。異文化が混ざり合い、時の流れにも緩急がありそうなこの街の魅力が、心や身体の転送(テレポーテーション)に現実味を与えてくれるのかもしれません。今回は何かがどこかへ時空を超えて転送されてゆく瞬間をグラフィックに落とし込みました。この街の各所に貼られた小さなフライヤーのように、誰かの目に留まりますように。

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teleportation
山口 崇多
期間 : 2023年9月22日(金)〜10月6日(金)

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写真:Tomoko Rikimaru


 
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